2006年12月02日

ごあいさつ

以前から、プロとして自分の意見を発信する場所を持ちたいと常々思っていました。また、プロはそうあるべきだとも思っていました。
遅くなった要因はいろいろとありますが、たまたま将棋世界の連載を持たせていただいたことが大きかったと思います。軽いタッチで書いていましたが、いろいろと自分なりの考えを書かせていただいたことは、非常に有意義な経験でした。
連載をしていた1年ほどの間に、自分にも将棋界にも大きな出来事が相次ぎ、すっかり「毎日がオフタイム」などとは言ってられなくなりました。これからしばらくの間は、将棋に関わるいろいろなことに、挑戦し続けたいと思っています。
そのひとつとしてこの場所では、内部の視点からさまざまな将棋界の問題に、自分なりの意見・見解を書いていきたいと思います。連載当時より軽くなるのか重くなるのか、それは自分にもわかりませんが、将棋界を応援して下さるすべての人に、読んでもらいたいと思っています。
よろしくお願いします。
posted by daichan at 15:12| Comment(1) | TrackBack(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

コメントありがとうございます

いろいろ興味深く読ませていただきました。こちらにとっても皆様のご意見は勉強になるところ多く、感謝しております。
個別のレスは負担になるので、ここにまとめさせていただくことをご了承ください。もちろんすべて読ませていただいています。

テーマのリクエストは基本的に歓迎します。自分の中できちんとした見解がまとまっているものであれば、できるだけ本文にて取り上げたいと思っています。
ただ名人戦に関しては、少なくとも落ち着くまでは書くべきでないと思っています。いろいろ思うところもありますが、とりあえずはそういうことでご了解ください。

年が明けたら、「棋譜」についての考察を書こうと思っています。ひとことで言って、我々の団体の最重要コンテンツについて、棋士一人一人もっと真剣に考え、価値を生み出し高めていく工夫をしていくべきだと思っています。
posted by daichan at 12:42| Comment(3) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

ブログパーツ

というものがあるそうですね。一年以上もブログやってて初めて知りました(笑)

ということでいつもお世話になっている順位戦中継のページから、宣伝もかねていただいてきました。これで中継の日程をチェックしてくださいね。


小部屋のほうでもやろうと思ったのですが、なぜかこちらでは難しいみたいです。どうもgooとseesaaの違いみたいですね。ブログによってもできることとできないことがあるようで、正直僕にはよくわかりません(苦笑)


こっちはあんまり更新してませんが、一応こうやって気にはかけてます、というお知らせでした。なぜかこれでも一日200人ぐらいは見にきてくれているみたいで、どうもありがとうございます。
posted by daichan at 18:25| Comment(2) | TrackBack(1) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

wisdom of crowdsへの実験

突然ですが、将棋界には英語での情報発信が非常に不足しているという声はよく聞きます。先日本間六段が文化交流使としての任務を終えて帰国されましたが、将棋の海外普及において、圧倒的に高い壁となっているのは言語の壁だと思われます。(他には、道具や指導者の問題などももちろんありますが)

このハードルを越えるには、棋士が英文(や他の言語)で情報発信をしていくのが一番手っ取り早いとは思うのですが、できる人は限られていて、残念ながら僕には全くできません。そこで、表題のようなことを考えたわけです。

ブログを書くようになってだいぶ経ちますので、その中には将棋普及に有益な内容も多少はあるかと思います。また、特に役に立たない情報であっても、棋士が定期的に発信しているということはそれなりに意味のあることだと思っています。もちろんただ楽しいからやっている側面が強いわけですが、特に地方や海外など、普段棋士に接することの少ない人たちには良い機会にもなりうるのでは、という思いも多少はあります。

ということで、世の中の皆さんに、このブログや、ほかに僕が書いたもの(すこしづつここにまとめていこうと思っています)を翻訳してアップしていってもらうことはできないでしょうか?ということを考えました。
もしもこういうことが可能になれば、一人の棋士が海外向けのメディアを一つ持ったことになります。これはおそらく、非常に大きなことです。

そして当然ながら、僕の書いたものよりも、はるかに海外の将棋ファンにとって有益な情報というのはたくさんあります。そうしたものは、いまはごく一部の人たちの手で、細々と翻訳作業が行われていると聞いたことがあります。機運が高まれば、そうしたことも、加速度的に進む可能性もあります。


「wisdom of crowds(群衆の叡智)」という言葉の正しい使い方とは若干違うかもしれませんが、世の中の人たちの知恵を借りて将棋普及を進めることはできないものか、というのが意図するところです。あくまでも実験ですので、うまくいくかどうかは自分でもよくわかりません。

しかもこのプロジェクト(?)はまだ僕の頭の中で構想されたばかりなので、ほとんど何も始まっていません。始まらないかもしれません。とりあえずその状況でもここに投げておいて、意見を聞いてみよう、というのが僕のウェブに対するスタンスです。
ということで
・そもそもそんなこと可能だろうか?
・可能だとすれば、どんな方法があるだろうか?
・可能になったとして、果たして意味のあることだろうか?
・そういうことなら、協力してもいいですよ。
・他の世界では、こういう似たような事例がありますよ。
このあたりについて、ご意見をいただけると幸いです。よろしくお願いします。
posted by daichan at 10:58| Comment(34) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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